トライ、完走するぞ/光の村養護学校
太鼓演奏で意気込み
光の村養護学校の生徒12人が16日から、宮古島でトライアスロンに挑む。卒業旅行の一環で毎年実施しているもので、今年29回目になる。15日には市役所平良庁舎を訪問し、教育長らを前に太鼓演奏を発表しながら全員完走を誓った。
光の村養護学校土佐自然学園(高知県)と同秩父自然学園(埼玉県)の生徒によるトライアスロンはこの時期の恒例だ。全日本トライアスロン宮古島大会とほぼ同じスイム3㌔、バイク155㌔、ラン42・195㌔に1日1種目、3日間かけて完走を目指す。
表敬訪問で土佐自然学園の古庄勝博教頭は「しっかり練習を積んできた。天気にめげずやり遂げたい」と話し、集まった関係者に感謝の気持ちを伝えた。
続いて生徒12人が「1年間の練習の成果をこの宮古島で思う存分発揮する。全力で頑張りますので応援よろしくお願いします」などと全員で声を合わせた。
これに市教育委員会の宮國博教育長は「市民を代表して皆さんを歓迎する。この挑戦はこれからの人生の中で大きな意味を持つ。練習の成果を発揮して完走しよう」と激励を込めた。
期間中、生徒をサポートする宮古島トライアスロンクラブの福嶺雅春会長はTシャツをプレゼントし、全員完走を期待した。
16日は下地の前浜ビーチでスイムを行う。スタート時間は午前9時30分。17日はバイクで、午前6時45分に出発。18日のランは午前6時30分にスタートし、全員が目標達成を目指す。