立津君と平良さん最優秀/中学総合文化祭
ポスター・テーマに採用
第24回宮古地区中学校総合文化祭の審査会がこのほど行われ、ポスターは平良中3年の立津睦良(ちから)君が、テーマは池間中3年の平良恋菜(れな)さんが最優秀に選ばれた。主催する宮古地区中学校文化連盟(友利直喜会長)が16日、北中学校で表彰式を開き、2人に賞状を贈った。
ポスターの部には9点の応募があった。立津君は宮古上布やエイサー、獅子舞、三線などを描き、生き生きとした様子が感じ取れるように仕上げた。
立津君は「うれしいの一言に尽きる。部活の時間で1カ月くらいで描き上げた。楽しい気持ちが伝わるように構図や色遣いを考えた」と述べた。
平良さんのテーマは「創り出そう 私たちの文化 歴史のバトンをつなぐ瞬間(とき)」。応募21作品の中から選出された。好きな本の一文をヒントに、自分の伝えたい思いを加えたという。
平良さんは「昨年に続き2度目の応募。まだ信じられない。伝統を大事にすることを後輩たちにつなぎたい」と喜んだ。
表彰した友利会長は「2人の作品が文化祭に花を添えてくれた。テーマは力強く、ポスターは込められた思いが伝わってくる」とたたえ、「受賞を機に、今後もいろいろなことにチャレンジして可能性を広げてほしい」と期待した。
地区中学校総合文化祭は今月19~21日に展示発表が、26日に舞台発表がそれぞれ行われる。市民文化祭との合同開催となる。