待合室に大型電子看板/宮古空港ターミナル
観光や地場産業紹介
宮古空港ターミナル社はこのほど、空港搭乗待合室に幅7・6メートル、高さ4・3メートルある大型のデジタルサイネージ(電子看板)を取り付けた。11月1日の本格稼働を前に、宮古島の海浜などの観光スポットを大型パネルに映し出している。
同社が実証した貨物太陽光発電システム及び水素ステーションの普及啓発のほか、宮古島の自然環境や地場産業の紹介を目的に設置した。こういった映像の合間に企業広告も流す。
デジタルサイネージは搭乗待合室の壁面に設置されており、パネルに映し出される映像の数々が利用者の視線を集めている。
大型パネルを活用できるアプリやデジタルコンテンツも制作中だという。使用条件を調整しながら利用の幅を広げていく方針だ。
ターミナル社の下地智総務部長は「マンゴーや宮古牛のほか、宮古みそや豆腐などにもスポットを当てながら島の地場産業を紹介していきたい」と話した。
搭乗待合室のほか2階出発ロビーに幅3・2メートル、高さ1・8メートル、到着手荷物受取所には幅3・8メートル、高さ2・1メートルのデジタルサイネージを設置している。