市民の持ち込み禁止/市クリーンセンター
ごみ計量機の故障で
市クリーンセンターのごみの量を測る計量機が18日故障し、市は19日から市民が車両で直接持ち込むごみ搬入を禁止する。渋滞を回避し、事故の未然防止を図るための措置で、市民に協力を呼び掛けている。各家庭から出されたごみの収集は通常通り実施する。正常に戻るのは今月中の見通し。
故障が見つかったのは、市クリーンセンター出入口付近の計量棟にある2台の計量機のうちの1台。
現在は1台で対応しているが、ごみ搬入時と搬入終了後の車両同士が対面するため渋滞が発生している。
計量棟には職員2人を配置し交通整理を実施しているが、近くでリサイクルセンターの工事が行われており、資材などを積んだ工事車両の出入りが激しく、渋滞をさらにひどくしている。
市によると、市民が車両で持ち込むのは1日平均約100台、多い時は150台に上る。
故障部品は特殊で取り寄せるのに時間がかかることから「今月中は、市民のごみの持ち込みを禁止するしかない」と話している。予備部品はなく、「危機管理の面から、今後は対応できるよう取り組んでいきたい」と述べた。
クリーンセンターは2016年4月に供用開始したが、計量機の故障は初めてという。