砂川さんら大臣感謝状
農業経営調査永年協力で
農林水産省が実施する農業経営統計調査に5年以上、協力している農家への農林水産大臣感謝状の伝達式が、「統計の日」である18日に行われた。宮古島では今年、継続協力10年以上の砂川博克さん(68)=城辺長間=ら3人に宮古島農林水産センターの仲嶺朝源センター長から大臣感謝状が手渡された。
農業経営統計調査は、農産物の販売を目的とする農業経営体や農家の農業収支や農畜産物の生産コストの実態を明らかにし、農業行政の資料として整備することを目的に行われている。協力農家はサトウキビや肉用牛などの販売収入や農業支出に関する情報、日々の農作業時間などを記録し、報告している。
伝達式はそれぞれの自宅で行われた。サトウキビ栽培を行いながら調査に協力している砂川さん宅を訪れた仲嶺センター長は、砂川さんに大臣感謝状と記念品を手渡した。
砂川さんは「10年間やってきて、こういう賞がもらえることは本当にありがたく思う。またこれからもいろいろなことを勉強しながら、ますます調査を頑張っていきたい」と喜びと今後の抱負を語った。
仲嶺センター長は「長い間、調査に協力いただき農業行政に対して多大な貢献をしてもらっている。今回、感謝の意を込めるとともに砂川さんが今後とも元気で、活躍することを願っている」と呼び掛けた。
今年、大臣感謝状を受したのは次の皆さん。(敬称略)
【継続協力年数10年以上】砂川博克(城辺長間)【同5年以上】前里定広(城辺友利)▽下地一明(下地洲鎌)