63事業所で職場体験/平良中2年生
本社では2人が記者に
平良中(池城健校長)は2年生185人を対象にした職場体験学習を23日からスタートさせた。26日までの4日間にわたり、ホテルや保育所、飲食店など市内63事業所などで職業観や勤労観を身に付け、将来の進路選択に役立てる。
このうち、宮古毎日新聞社では、佐渡山桜子さんと盛島梨央さんが職場体験に臨んだ。
2人とも将来は、新聞をつくる仕事に就くことが目標という。
初日は記者に同行し、マジシャンの講演会など実際に取材活動を体験した。
佐渡山さんは「私たちの所に新聞が届くまでに、たくさんの人が関わっていることを知った。初めて体験したことや、新しく発見したことなどを将来の仕事に結び付けるようにしたい」と話した。
盛島さんは「新聞を作る大変さや、取材で大切なことを知ることができた。緊張してあいさつや返事があまりできなかった。あすは大きな声であいさつと返事ができるようにしたい」と語った。
同校教諭の洲鎌ヒロ子さんは「仕事を実際に体験したり、事業所の人たちから話を聞いたりして将来の自分の職業に役立ててもらえれば。また、職場ではあいさつやコミュニケーションが大事ということを実感してほしい」と話した。