可能性信じ夢実現を/MASAマジックさん
城辺小で講話とマジック
夢の種まきプロジェクト・MASA(マサ)マジック小学校巡回事業が23日、城辺小学校で行われた。テレビなど各メディアで活躍する県出身のMASAマジックさんが自らの体験談を講話しながらマジックを披露。「夢を実現するためには自分の可能性を信じる力と自信を持つことが大切」と呼び掛けた。
講話ではプロのマジシャンになる夢を追い続けアメリカに留学したことや、そこで自らのマジックの技術と英語力を高め、本場アメリカの殿堂「マジックキャッスル」でその技術が認められた経緯などが紹介された。
子どもたちに対しては「自分の好きなこと、得意なことに自信を持ってほしい。それはいろいろな場面で活用できるし武器にもなる。夢に対するイメージと自信を持って頑張ってほしい」と訴えた。
さらに、マジックショーでは、繰り出されるマジックが常に見る者の予想を裏切り、思いがけない結果になるたびに子どもたちは「えー、どうなっているの」と歓声を上げながらマジックの世界を堪能していた。
会場には保護者も詰め掛け。想像を超えたショーに「何がどうなっているの?」「信じられない」などの感想が聞かれた。
この取り組みは、沖縄タイムス社の創刊70周年記念事業で、キャリア教育に力を注ぐ同校が申し込んだところ実施校に選定された。
MASAマジックさんは、今年7月に「マジックキャッスル」で行われたテーブルマジックの大会で日本人で初めて1位に輝くなど、最も注目を集めてているマジシャンの1人。