11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
産業・経済
2018年11月22日(木)8:59

車エビを初出荷/宮古島漁協

豊洲市場などへ200㌔/今期30㌧余、1億4000万円見込む


参加者らは万歳三唱を行い、安全輸送と高値取引を願った=21日、宮古島漁協が運営する車エビ養殖場

参加者らは万歳三唱を行い、安全輸送と高値取引を願った=21日、宮古島漁協が運営する車エビ養殖場

 今回で24周年を迎える宮古島漁協(儀保正司組合長)の車エビ初出荷式が21日、同漁協車エビ養殖場(高野漁港)で行われた。式には県や市の担当職員など関係者が参加。この日、東京の豊洲市場など全国各地の市場に向けて出荷される200㌔の車エビを万歳三唱で見送った。今期の養殖車エビは生産量30㌧以上を見込み、売上げも1億4000万円を見込んでいる。

 車エビ養殖事業は1995年にスタートし、今年で24年を迎えた。

 出荷のピークは12月ごろになり、ピーク時には1日400㌔が全国に向け出荷される。

 この日、化粧箱に入れられた活車エビは仮死状態で初出荷され、見送った参加者らは、安全輸送と高値取引に期待を込めた。

 セレモニーで、同漁協の儀保組合長は「昨年に比べ今年の車エビはとても生育が良く、生産量も30㌧超えを目指している。素晴らしい成果が出て漁協を黒字にしてくれることを願っている」と述べた。

 また、下地敏彦市長(代読)も「初出荷先は豊洲市場ということで話題性に花を添え、幸先の良いスタートが切れた。車エビの安心、安全、新鮮な供給に向け私たちも漁協の皆さんと努力を重ねていきたい」とのあいさつを寄せた。そのほか、県宮古農林水産振興センターの大村学所長(代読)からも「おいしい宮古の車エビが全国各地に届けられ、喜ばれることを願っている」とのコメントが寄せられた。

 式後には、参加者らに活車エビの料理が振る舞われ、新鮮な生の車エビに「新鮮な宮古の車エビはやっぱりうまいね」などの感想が聞かれた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!