社会・全般
2018年11月25日(日)8:55
平良でサガリバナ散策/環境クラブ
「育て方教室」も開催
宮古島環境クラブ(下地邦輝会長)主催の第1回水と緑の集い「サガリバナ散策と育て方の教室」が24日、平良の添道サガリバナ群生地で開催された。市民ら10人余が参加。今の時期に開花する珍しいサガリバナの白い花を不思議そうに観察していた。
同クラブは、約20年間活動を展開。これまでに宮古島の水辺と森林公園での植樹や観察などの活動を実施した。実績を踏まえ、水と緑の集いを開いた。
散策では、高田美幸さんがガイドを務めた。高田さんは「サガリバナは7月下旬から8月上旬に花を咲かす。熱帯花木は余力があると咲いたりする」と述べた。
散策後、下地会長がサガリバナの育て方を詳しく指導。参加者にサガリバナの苗を無料で配布した。
ボランティアスタッフとして参加した宮古高校2年の長濱結さんは「宮古島に自生するサガリバナについて知識が深まった。参加できて良かった」と感想を話した。同じく横田佳奈さんは「宮古島の植物や生物のことが知ることができてうれしい」と笑顔で語った。