犯罪抑止で立て看設置
防犯協会など 伊良部の2カ所に
宮古島署(前花勝彦署長)と宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)、宮古かぎすま安全なまちづくり協議会(会長・下地敏彦市長)は27日、伊良部南区のホテルサウスアイランドと北区(佐良浜)のフレッシュハウスシモジスーパーの各駐車場に犯罪抑止の立て看板をそれぞれを設置した。前川会長らは、防犯による地域の安全・安心をPR。買い物客や道行く人に施錠で被害を防止するチラシを配布した。
伊良部島内の空き巣・車上狙い・自転車窃盗防止活動として立て看板を設置。地域住民や観光客らに広報啓発活動を行い、犯罪の発生を抑止することを目的に実施された。伊良部での設置は今回が初めて。
設置式で、同署生活安全課の伊佐健さんは「伊良部では無施錠の被害が目立ってきている。地道に地域住民に施錠をするよう、呼びかけましょう」と述べた。
前川会長は「伊良部大橋開通以降、車の事故が多発傾向にある。住みよいまちづくりに頑張ろう」と決意を新たにした。
同署がまとめた10月末現在の管内窃盗被害「施錠状況」によると、自転車盗、車上狙い、空き巣を合わせた件数は計41件発生した。手口別の車上狙いでは、無施錠が17件発生し最も多かった。