友情の花咲かせたよ/狩俣小 人権の花開花式
思いやりの心できれいな花咲かす-。2018年度「人権の花運動」における開花式(主催・市、共催・宮古島人権啓発活動地域ネットワーク協議会)が6日、狩俣小学校(友利健誠校長)で行われた。会場には全校児童で育てた人権の花が展示され、児童たちは、花を育てながら学んだ人権と思いやりの心の大切さを胸に刻んだ。
主催者あいさつで下地敏彦市長(代読)は「皆さんが10月に植えた花はきれいな花を咲かせた。これまでの取り組みの中で心の中には思いやりの心が育ったと思う。これからも優しい気持ちで友情の花を咲かせてほしい」と呼び掛けた。
下地市長からの感謝状を受け取った友利校長も「皆さんのおかげで学校にはきれいな花が咲き誇っている。優しい気持ちで花を育てた皆さんは思いやりのある大人になると思う。これからも人権のことをしっかり学んでほしい」と述べた。
児童を代表して児童会長の新里奈々さんは「この取り組みを通して相手のことを考え、助け合うことの大切さを学んだ。ありがとうの気持ちが学校中に広がったことがうれしかった」とあいさつした。
開花式終了後は、人権擁護委員による人権教室も行われ、人権に関する話やビデオ上映が行われた。
同運動のパネル展示は、10~14日まで市役所平良庁舎1階ロビーで行われる。
人権の花運動 心身共に健全に育成されるべき幼児および青少年期に子どもが互いに協力し合いながら花を栽培することによって、子どもの情操をより豊かにし、命の大切さや相手への思いやりというような基本的人権の尊重の精神を身につけてもらうのが目的。