創立９０周年盛大に祝う／県立宮古高校

　県立宮古高校の創立90周年の記念式典と祝賀会（主催・創立90周年記念事業期成会）が１日、同校体育館で行われた。式典に引き続き、同会場で祝賀会が催され、在校生による合唱やＰＴＡによる余興などが披露され、多くの卒業生や来賓、ＰＴＡ、関係者らが集い、創立90周年を盛大に祝った。（12月２日掲載）

次年度部長に松本弘次さん／観光協青年部

　宮古島観光協会青年部は１日、市内ホテルで臨時総会を開催し、２０１９年第33代青年部長に松本弘次さん（42）を選出した。１月開催予定の同協会総会で承認を受けた後、正式に就任する。任期は１月から12月までの１年間。松本さんは「無理せずに今、私たちにできること、これから伸ばせることを足元を見つめながら議論していきたい」と抱負を語った。（12月２日掲載）

上野体協設立５０周年祝う／スポーツ振興で半世紀

　上野学区体育協会（我如古三雄会長）の設立50周年記念式典・祝賀会が２日、上野公民館で開かれた。地域住民をはじめ、スポーツや学校関係者らが一堂に集い、節目を盛大に祝うとともに、今後のさらなる発展を誓った。元会長の砂川功さん、川田正一さん、野原勝也さんに功労者表彰が贈られた。（12月４日掲載）

防風林造成でイヌマキ植樹／県が普及・啓発推進へ

　県は３日、城辺保良に設置された園芸施設で、防風林を造成するためのイヌマキ１７０本を植樹した。園芸施設防風林設置推進プロジェクトの一環で、施設整備と植樹を同時に進めるという意識の普及・啓発を狙う。県農林水産部の島尻勝広部長は「防風林の有意義さを啓発する機会になると確信している」と全県的な広がりに期待を寄せた。（12月４日掲載）

亀浜氏、知事に陸自配備質す／県議会代表質問

　県議会の11月定例会で４日、初日の代表質問に亀濱玲子氏（社民・社大・結連合）ら５氏が登壇した。宮古・八重山への陸自配備をめぐる亀濱氏の質問に対し、玉城デニー知事は「住民に説明を尽くし十分な理解が得られない中では強行配備は認められない」と述べた上で、「離島の平和については、国家レベルでの対話と地域における国と住民との対話をしっかり構築してほしい」と答えた。（12月５日掲載）

市営住宅に温水供給／太陽光発電の普及拡大へ

　宮古島市全島エネルギーマネジメントシステム（ＥＭＳ）実証事業推進委員会の２０１８年度第１回が４日、市中央公民館大ホールで開かれた。委員４人と関係者らが参加。ＥＭＳ実用化を目指し行われている太陽光発電（ＰＶ）エコキュート（電気式給湯器）普及事業や島しょ型スマートコミュニティ実証事業について事業実施事業者が取り組みの現状などについて報告した。（12月５日掲載）

上野支部が団体優勝／１２月期子牛共進会

　２０１８年度12月期宮古地区子牛共進会が５日、ＪＡおきなわ宮古家畜市場で開かれた。各地区の代表牛57頭を審査した結果、最高賞に当たる県農業協同組合理事長賞は新里仁栄さん所有の「せいこ」号が受賞した。改良組合の支部（旧市町村）対抗で争う団体戦は上野支部が優勝した。（12月６日掲載）

新教育委員に渡久山さん／市長が辞令交付

　新教育委員への辞令交付式が５日、市役所平良庁舎で開かれ、12月４日で任期満了となった佐和田貴美子さんの後任となる伊良部商工会理事の渡久山ひろみさん（伊良部）に下地敏彦市長から辞令が手渡された。任期は２０２２年12月４日まで。（12月６日掲載）

キビ交付金１万６６３０円／６年ぶりの値上げ

　２０１９－20年産サトウキビ代金にかかる国の交付金単価が、前年度比２１０円増の１㌧当たり１万６６３０円に決まった。11カ国による環太平洋連携協定（ＴＰＰ11）の影響で国内産が下落する懸念があり、６年ぶりの値上げとなった。18－19年産もＴＰＰの発効日（30日）に、来期と同額の１万６６３０円に改定される。（12月７日掲載）

来月１７日から操業／沖縄製糖宮古工場

　沖縄製糖宮古工場は６日までに、２０１８－19年期サトウキビ製糖操業を来月17日から始めることを決めた。三つの台風で受けた被害が大きいと判断。回復と品質の上昇を期待して例年より後ろにずらした。（12月７日掲載）

座喜味氏が振興予算で県ただす／県議会一般質問

　県議会の11月定例会は７日、一般質問に座喜味一幸氏（沖縄・自民党）ら７氏が登壇した。座喜味氏が２０１９年度沖縄振興予算確保について質問したのに対し、金城弘昌総務部長は「知事を先頭に概算要求額３１９０億円の満額が確保されるとともに、沖縄振興一括交付金１２５３億円以上の額が確保されるよう取り組んでいる」と述べた。（12月８日掲載）

功労者の功績たたえ表彰／宮古地区老人クラブ大会

　宮古地区老人クラブ連合会の第53回宮古地区老人クラブ大会が７日、マティダ市民劇場で行われた。今年も「伸ばそう健康寿命、担おう地域づくりを」をスローガンに、老人クラブ育成功労者や優良老人クラブを表彰したほか、「健康・友愛・奉仕」の推進などを盛り込んだ大会宣言を全会一致で採択した。（12月８日掲載）