11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
政治・行政
2018年12月26日(水)9:00

国有地売買契約を締結/新総合庁舎建設

5億5000万円で取得へ/21年4月の開庁目指す


国有財産の売買契約を結んだ下地市長(右)と笹本財務部長=25日、市役所平良庁舎

国有財産の売買契約を結んだ下地市長(右)と笹本財務部長=25日、市役所平良庁舎

 市が建設を予定している市総合庁舎および保健センター敷地の国有地についての売買契約締結調印式が25日、市役所平良庁舎で行われ下地敏彦市長と内閣府沖縄総合事務局の笹本純雄財務部長が契約を調印した。今後、年明けにも造成工事や磁気探査等の調査を進め、来年2月に建設工事の入札を行い、市議会の3月定例会に工事の請負契約議案を提案するとしている。

 調印式で、笹本部長は「契約が整ったことをうれしく思う。建設される総合庁舎により市民に対するサービスの向上と行政の効率化が図られ、市の新たな中心的な存在になることを期待している。今後も市と連携を密にして国有地の利活用を通し地域の発展に貢献したい」と述べた。

 下地市長も「現在の分庁方式は利便性という意味では厳しい部分があり、市民からも改善要望があった。これから、新しい街づくりを進めていく上でこの調印は門出の第一歩になり意義深いものだと思う」と話した。

 取得用地は、平良字西里の3万2849・56平方メートルで市の取得額は5億5000万円。取得用地は、建設用地の約9割を占めている。

 今後の流れとしては、造成工事、入札、議会議決を経て2019~20年度で建物建設工事および外構工事を完了させ、21年4月の開庁を予定している。

 総合庁舎の整備概要は、敷地面積が3万7129平方メートル。建築面積は9452・40平方メートル。延べ床面積は2万377・68平方メートルとなっている。

 構造は、鉄筋コンクリート造りの3階建てで保健センターを併設。駐車スペースは、来庁者用と公用車用がそれぞれ200台となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!