20日にアジアンMフェス/県ロック協主催
YAASUUさん出演へ
東南アジアの九つのバンドが出演する「アジアンミュージックフェス」が20日、沖縄市ミュージックタウン音市場で開催される。宮古からは、シンガーソングライターで宮古島大使のYAASUU(やーすー)さんが参加する。出演者の18曲を収めたCDやフェスの模様はインターネットで全世界に発信される。YAASUUさんは「世界で宮古をPRできる絶好の機会」と張り切っている。
同フェスは、沖縄市文化によるまちづくり推進事業。県内初開催で、次世代のスターを発掘することなどが狙いだ。
出演するのは台湾、香港、中国、沖縄、韓国、日本のアーティスト。主催する県ロック協会事務局長の喜屋武幸雄さんと、YAASUUさんが5日、宮古毎日新聞社を訪れ、フェスの概要を紹介するとともに来場を呼び掛けた。
喜屋武さんは「全盛期だったころの沖縄ロックは、宮古の人が引っ張ってきた。これを次の世代につなげていかなければならない。その中心になるのはYAASUUだ」と話した。
「フェスには東南アジアから有望なミュージシャンが集まる。埋もれている若者を発掘するのも目的で、県ロック協としてはYAASUUを世界に売り出す絶好の機会と捉えている」と語った。
YAASUUさんは「チャンスをいただいた。宮古から全国、全国から世界へと展開できれば」と抱負を話した。
CDは20日から、全世界で同時発売。宮古でも購入でき定価2000円(税込み)。YAASUUさんは「パーティータイム」など4曲を歌っている。
フェスの前売り券は2500円(当日3000円)。沖縄ファミリーマートなどで発売中。
問い合わせは沖縄ロック協会(090・7925・5814)まで。