宮古の競り市PRへ/肉用牛購買者誘致に出発
肉用牛競り市に全国から購買者を呼び込もうと、市や多良間村、JAなどで構成する「誘致訪問団」(団長・松原清光市農林水産部長)が8日、訪問先に出発した。一行は3泊4日の日程で山形や千葉、静岡を回り、宮古の飼養動向などを説明しながら競り市に参加するよう呼び掛ける。
宮古空港で行われた出発式で、JAおきなわ宮古地区本部の下地保造本部長は「限られた期間の中で購買者に対するお礼と、宮古の長きにわたる取り組みなどを説明してほしい」と述べ、購買者が安心して競りに参加できるよう誘致活動の成果に期待した。
松原部長は「昨年の販売実績を上回れるよう、誘致活動に頑張る」と決意。宮古和牛改良組合の砂川栄市組合長は「生産農家が飼育に励んでいることなどを伝えてほしい」と激励した。
訪問予定は▽山口畜産(山形県)▽スカイファーム尾崎(同)▽JAみちのく村山農協(同)▽田村畜産(同)▽大川畜産(千葉県)▽秋山畜産(静岡県)-。
誘致訪問団は次の通り。
松原清光(市農水部長)▽新敏(NOSAI沖縄宮支所長)▽仲宗根春光(多良間村産業経済課長)▽荷川取広明(宮古和牛改良組合副組合長)▽荷川取努(JAおきなわ宮古地区畜産振興センター長)