宮古で2ホテル建設へ/日建ハウジング計画
伊良部大橋と空港近くに
不動産業の日建ハウジング(那覇市、眞保榮薫代表取締役会長)が宮古島市内の2カ所にホテル建設を計画していることがこのほど分かった。伊良部大橋のたもとにラグジュアリーホテル「伊良部島ホテル」(仮称)、宮古空港近くにシティホテル「宮古島エアポートホテル」(仮称)をそれぞれ予定している。下地島空港の3月30日開港に伴い、さらなる観光客増加を見込んで両ホテルとも計画当初より規模の拡大を検討している。
伊良部島ホテルは敷地面積2万1355平方メートルに地下1階、地上3階の鉄筋コンクリート造り。レストランやショップなどの施設も付帯している。客室132室を予定したが増室を検討中で2020年中の着工を目指している。
宮古島エアポートホテルは宮古空港隣接地に敷地面積6014平方メートルに地上5階客室数184の宿泊棟、レストランやバー、プールなどの地上3階共用棟を計画。8月ごろの着工を予定している。
同社は中断していたクマザ海岸沿いリゾートホテル開発事業の譲渡を受け、プール付きヴィラタイプのホテル「ザ・リスケープ」(城辺長間)も5月にオープン予定だ。
ホテル運営の沖縄UDSと平良下里の「ホテルローカス」を共同開発している。
その他にも自社グループ会社が運営するヴィラタイプのラグジュアリーホテル「フェリスヴィラ伊良部島・佐和田」、「フェリスヴィラ宮古島・上野」を宮古島での宿泊施設として展開している。