11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
産業・経済
2019年1月17日(木)9:00

寄港143回、42万人来島/18年クルーズ船実績

前年比13回、10万人増/乗客乗員数は中国が最多


18年に最も多く宮古島に寄港したスーパスタージェミナイ号=2018年4月30日、平良港漲水地区のバース

18年に最も多く宮古島に寄港したスーパスタージェミナイ号=2018年4月30日、平良港漲水地区のバース

 2018年1月から12月までの1年間に宮古島へクルーズ船が寄港した延べ回数は143回、乗客、乗員を合わせた延べ寄港者数は42万6777人となり、17年の寄港回数130回を13回、寄港者数32万1750人を10万5027人上回ったことが16日、市観光商工部のまとめで分かった。乗客乗員数の国別では中国が多かった。

 18年は最大で224回の寄港が予定されていたが、台風やしけの影響によるキャンセルが31回、船会社都合によるキャンセルが50回の計81回のキャンセルがあった。

 寄港回数を月別に見ると、最も多かったのは5月の21回、次いで8月の18回、7月と9月の16回。最も少なかったのは12月の3回、次いで2月の5回、1月と11月の6回。

 乗客、乗員を合わせた寄港人数が最も多かったのは、寄港回数も最多だった5月で6万2808人、次いで8月の6万521人、7月の5万4608人。最も少なかったのは寄港数も最少の12月の7464人で、12カ月の中で唯一、1万人に達しなかった。

 寄港数は前年比10%増だったのに対し、寄港人数は33%の増となったことから、前年と比べ船が大型化してきていて、1回の寄港で来島する人数が増えていることが分かる。

 18年の寄港人数を乗客、乗員別に見ると、乗客が万8764人(67%)、乗員は13万8013人(33%)だった。

 船別に寄港状況を見ると、寄港回数が最多となったのはスーパスタージェミナイ号の50回、次いでワールドドリーム号の24回、スーパースターアクエリアス号の23回となる。

 寄港した乗客乗員数の多さを国籍別で見ると、トップは中国で17万6462人、2位は台湾で5万6494人、3位は香港で2万5384人だった。

 19年は1月16日現在で186回の寄港が予定されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!