11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
産業・経済
2019年1月18日(金)8:59

平均糖度は13・09度/宮糖城辺工場

1週間で2500㌧搬入


原料搬入1週間を迎えた宮古製糖城辺工場=17日、城辺砂川

原料搬入1週間を迎えた宮古製糖城辺工場=17日、城辺砂川

 宮古製糖城辺工場の2018-19年産サトウキビの搬入は17日、開始から1週間を迎えた。搬入量は2578㌧。平均糖度は13・09度とわずかに基準糖度には達しなかったものの、雨続きの中での品質としては高い数値が出ている。

 宮糖城辺工場は11日に原料(サトウキビ)の搬入を開始した。その後、15日に製糖操業を始めている。

 同工場がまとめた開始1週間の搬入実績で、基準糖度(13・1~14・3度)帯に達している原料は全体の48・43%(このうち12・66%は基準以上)と高い品質を維持している。

 1㌧当たりの農家平均手取額は2万1009円。

 同工場農務部は「雨の影響を受けていることを考えれば糖度は良い」とし、天候の回復など気象条件に伴う品質の上昇を期待した。

 今後の課題に原料の確保が挙げられる。雨が降ると機械刈りが止まって十分な原料を確保できない。このため、工場を止めざるを得なくなる。ここまでに搬入された原料は、手刈りが1149㌧、機械刈りは1429㌧。引き続き天候と原料の搬入状況をにらみながらの製糖操業が続く。

 宮糖城辺工場管内の今期搬入見込み量は10万1500㌧となっている。台風や干ばつ等の自然災害に遭いながらも平年並みの収量を確保できる見通しだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!