大賞は「綺麗にし隊」/エコの島コンテスト
海岸清掃を継続実施/10団体が取り組み報告
島内各地でエコ活動を行っている団体がその取り組みを発表する第3回エコの島コンテスト(主催・宮古島市)が27日、JTAドーム宮古島で開催された。10団体が自然豊かな未来のためにこれまで取り組んできた活動を報告。来場者による投票と審査員による審査の結果、最高賞の「エコの島大賞」には「未来に残そう宮古ブルー」のタイトルで発表した宮古の海を綺麗にし隊が選ばれた。
同隊は毎月1回、早朝に宮古各地のビーチでクリーン活動を実施してきたことが評価された。
同隊は、活動を始めて4年。井上美香隊長は「美しい『宮古ブルー』の海を守るために、市やホテルなどの企業が協力し官民一体となった体制で取り組めればうれしい」と話した。
その上で「島の大切な自然を守るために、誰もがごみが落ちていれば拾うという意識を持ってほしい」と呼び掛けた。
受賞者には賞状とイオン琉球から副賞が贈られた。
各賞受賞団体とテーマは次の通り。
▼特別賞
【エコの島大賞】宮古の海を綺麗にし隊「未来に残そう宮古ブルー」
【ハッピーWAON賞】宮古島サンゴ礁ガイドのなかまたち「サンゴ礁へようこそ~もっと知ろう、体験しよう身近なサンゴ礁~」
▼各部門賞
【海辺・海岸保全部門】宮古島海の環境ネットワーク「海辺の環境教育-次の世代までこの海を残したい」
【資源・エネルギー部門】県立宮古総合実業高校島ラボ部「マグロ缶詰製造実習で発生した未利用資源の有効活用に挑戦~肥満率と魚離れ改善を目指して~」
【学習・普及啓発部門】あけぼの保育園「あけぼの保育園エコレンジャー」
【生物多様性部門】宮古自然クラブ「宮古島の生き物と自然環境保全を目指した啓発活動」
【参加賞】ヤラブの木「タマヌオイル・プロジェクト-島の自然と暮らしをつなぎ直す好循環の創出」▽宮古木工芸「宮古島から世界へ」▽親泊ファミリー「ガジュマルのヒゲでブランコができるか?」▽宮古環境クラブ「宮古島の自然と環境の学習の場創り活動」