池間さんが県知事賞/花食フェスタ
宮古、野菜品評会で好成績
【那覇支社】「おきなわ花と食のフェスティバル2019」で27日、農水産品の表彰式が那覇市の県立武道館で行われ、宮古地区から野菜品評会の金賞として、ゴーヤーで池間義光さん=JA上野=が県知事賞、トウガンで池間一男さん=同城辺=が沖縄総合事務局長賞、サヤインゲンで砂川康男さん=同=が県農林水産部長賞に輝いたほか9人が受賞した。
野菜産地活動の創意工夫部門では友利博明さん(JA上野)、おきなわブランド化貢献部門ではJA宮古地区インゲン専門部会(伊良皆雄作部会長)が表彰された。
県マンゴーコンテストでは、優秀賞の楽南フルーツ(洲鎌英徳代表)に沖縄協同青果社長賞が贈られた。2018年度県産海ブドウ品評会表彰式では、長崎シーファーム(長崎輝義代表)が優秀賞の県農水部長賞を受賞した。
表彰を受けて、池間義光さんは「4年前の大臣賞に続く県知事賞なので、二重の喜びとなった。消費者への感謝の気持ちを忘れず、これからも安全で安心な野菜作りに頑張りたい」、友利さんは「トウガンの栽培や収穫作業を楽にしたいと考えたテーブル栽培を認めてもらいうれしい。体力的にも負担がかからないので、安定生産につなげていきたい」と語った。
伊良皆さんは「23日に宮古島がインゲン拠点産地に認定され、今回はブランド化で表彰されて、すごくうれしい。安心安全をモットーに品質向上に取り組みたい」、長崎さんは「受賞できてうれしい。毎日の手入れで気泡をまめに取り除いている。その成果が出て良かった。来年は高野生産組合の海ブドウで、賞を独占したい」と話した。
野菜品評会の表彰式で、大城勉JAおきなわ理事長は「受賞者の皆さんは地域の模範となり、引き続き品質の高い農産物の生産に精励してほしい」とあいさつした。
池間義光さんら県知事賞や農水大臣賞の受賞者は28日、大城理事長らと県庁を訪ね、富川盛武副知事に受賞を報告し、受賞農産物を贈呈した。
このほかの入賞者(野菜品評会)は次の通り。
【銀賞】▽ゴーヤー=久貝洸平(JA平良)、▽トウガン=下地博和(同上野) 【銅賞】▽ゴーヤー=砂川勝彦・佐智枝(同城辺)、▽トウガン=真壁恵修(同上野)、▽サヤインゲン=上地美香(同下地)