社会・全般
2019年2月9日(土)8:58
陸自駐屯地宿舎建設進む/上野千代田
2棟は来月末、完成予定
陸上自衛隊宮古島駐屯地(仮称)の建設が、旧千代田カントリークラブで進んでいる。周辺道路からは「サーモンピンク」に塗られた宿舎などの建物が見える。沖縄防衛局報道室によると、現在、隊庁舎4棟のうち2棟は今年3月末の完成を予定しており、その他の2棟については18年度に工事を発注し、20年3月末までの工期を予定している。
また、千代田地区に建設している6棟の宿舎については、19年3月末完成を予定している。1棟の入居世帯数は27世帯で、間取りは和室1部屋と洋室2部屋、居間と台所の3LDK。
宿舎は駐屯地に隣接しているが、駐屯地敷地外であることから入居できるのは、営舎外居住が認められている自衛隊員とその家族になる。そのほかの隊員は駐屯地敷地内に建設されている隊庁舎などを宿舎とする。
隊員の配備は、今年3月末までに、警備部隊等約380人が予定されている。その他の部隊の配備については19年度以降に約320から420人が配備される予定。