社会・全般
2019年2月11日(月)8:58
入園者が60万人突破/海中公園
観光客に人気
宮古島海中公園(鳥海喜代志園長)の入園者数が、今年1月で累計60万人を突破した。2011年4月の開園当初は年間8万人だったが、その後段々と増え、17年12月には累計50万人を達成するなど、年間で約10万人が訪れる人気施設となった。同園では「クルーズ船の寄港回数増加と航空路線の増便により観光客が増えたことが要因」と話している。
知名度も浸透し、宮古島を訪れる観光客のパックツアーのコースにも組み込まれている。入園者は観光客が95%以上を占め、地元の来園者数を増やすのが課題。鳥海園長は「同施設の楽しさを啓発する活動などをこれまで以上に実施し、多くの地元の人たちに来園してもらえるようなイベントを実施していく」と話している。
管理棟内での物品販売やフォトフレーム作りなどの体験コーナー、公園敷地内のシーサイド・カフェ「海遊」の利用もあり、施設利用以外での売上げも伸びている。
物販は、シーサーやウミガメ、ハイビスカスなどが掘られた同公園職員手作りのシマゾウリが人気で売れ筋だという。