定期的な検診を/乳がん
大型スーパーにポスター/患者の会まんま宮古
乳がん患者の会まんま宮古(砂川香会長)は16日、市内の大型スーパーに「セルフチェックで乳がんの早期発見を」と呼び掛けるポスターを女子トイレに張り付け、自宅でのチェックと定期的な検診を呼び掛けた。
同会によると、乳がんの無料検診における宮古島市の受診率は23%。対象者1924人に対して受診者は443人となっている。
全国的には受診率50%を達成できればノルマ達成といわれる中で、わずか23%と低い宮古島市の受診率に同会では積極的な受診を訴えている。
砂川会長は「セルフチェックだけでは深い場所にあるしこりは感じられない。やはり定期的な検診をしっかり受けてほしい。また、少しでもおかしいなと思ったらすぐに乳腺外科で受診してほしい」と話した。
乳がんは、早期発見と治療により90%以上の確率で治ることがポスターでは訴えられ、自宅で簡単にできるチェック方法などについて紹介している。
今回の取り組みは、JTA宮古支社などの協力を得て、スーパーやコンビニエンスストア、公共機関の女子トイレなどに啓発ポスターを張り、乳がんに対する正しい理解と積極的な検診受診を呼び掛けていくとしている。