QRコードで防止動画/水難事故防止推進協
レンタカーにシール貼る
宮古島市水難事故防止推進協議会(会長・下地敏彦市長)はこのほど、観光客向けの水難事故防止啓発のためのシールを5000枚製作し、宮古島観光協会加盟のレンタカー事業所約20社に順次配布している。レンタカーのダッシュボードに貼られ、シールのQRコードから、宮古島の海のレジャーを楽しむ際の注意点などが収録された動画にアクセスできる。
動画にはシュノーケリングする際の▽マスククリア▽シュノケルクリア-などの基本が分かりやすく紹介されている。
また①波浪警報発表時や高波、白波が見える時は泳がない②ライフジャケットやウエットスーツを着用する③単独では泳がない-などの注意を促している。
海岸によっては、沖合に向かって流れる強い潮流「離岸流」が発生する場合もあるため、離岸流で流されたときの回避方法なども示されている。
宮古島海上保安部管内では、2018年までの5年間に、マリンレジャーに伴う海浜事故者数が73人で、このうち死者、行方不明者数は25人。18年の事故者数は、前年よりも11人多い22人で死者、行方不明者数は前年よりも4人多い5人だった。