ことの起こりは２月８日の「ブルームバーグ」の配信記事（英語版・デジタル）であった。ブルームバーグは通信・放送事業を手がける本社をニューヨークに置く米国の大手総合情報サービス会社である。そのブルームバーグのインタビューを受けた韓国国会議長の日本の天皇陛下を卑下する発言がこれまでにない日本国民の怒りを誘発した

▼「南朝鮮国会議長が性奴隷への天皇の謝罪を求める」の見出しに続く記事は「日本が慰安婦問題を終わらせたいと思うのであれば天皇が軍隊の売春宿で仕事を強いられた女性の手を握り謝罪すべき」とつづけ、さらに「日本の天皇明仁は戦犯首謀者の息子」と言い放った（「　」内は意訳）

▼日本政府は発言の撤回と謝罪を求めたがそれに対する回答が２月19日宮古毎日新聞の２面の「盗人たけだけしい」の記事である。韓国国会議長は日本を盗人呼ばわりしただけでなく天皇陛下を「国王・戦犯の息子」と蔑んだ

▼「盗人たけだけしい」は韓国では「賊反荷杖」と表記され、犯した罪を謝罪せず開き直って被害者を威嚇する日本という意味で使われたようだが逆に「俺の言うことに従え」と日本を威嚇する韓国国会議長の本性そのものをさらけ出した言葉と言えるのではないか

▼徴用工への賠償金支払い命令、海上自衛隊の哨戒機へのレーダー照射、日韓外相会談の歪曲等々今や韓国は日本の抗議や申し入れに聞く耳を持たず一方的に日本を貶める虚言・妄言を繰り返し日本国民を煽り立てる

▼韓国の司法、行政、立法そして軍までも反日攻勢を強めるばかりだ。（凡）