企業支えた従業員/商工会議所会員大会
永年勤続優良で表彰
41年11カ月の奥平さんら
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第43回会員大会永年勤続優良従業員表彰式が27日、市内ホテルで開かれた。今回は25企業75人に長きにわたる企業発展への尽力をたたえ賞状が贈られた。受賞者を代表して勤続が41年11カ月となる琉球銀行宮古支店の奥平栄子さんが「受賞は同僚の温かい指導と支援のたまもの」など周囲への感謝と今後の抱負などを語った。
主催者あいさつで下地会頭は「優良従業員として表彰を受ける皆さんは、これまでそれぞれの企業発展ならびに社の経営安定に日夜、尽力したことが認められ、今回の受賞に輝いたものと思う」と受賞者をねぎらった上で「今後も高い意思を持って自己研鑽さんに努め、自らを変革し、社業一層の発展のため、そして地域社会の一員として宮古圏域振興に尽力してもらいたい」と激励した。
表彰式では30年以上特別表彰受賞者18人一人一人と、20年以上30年未満、10年以上20年未満、5年以上10年未満の各表彰受賞者の代表に下地会頭から賞状と記念品が手渡された。
受賞者代表謝辞で奥平さんは「今回の受賞は、経営者はもとより同僚職員の日ごろからの温かい指導と支援のたまもの。また家族の支えと協力があったからこそ40年以上も同じ職場で仕事を続けることができたものと感謝している」と周囲への感謝を述べた。その上で「今後とも感謝の気持ちを忘れることなく、労使協調の下、職務にまい進し、後輩の指導に努め、企業の発展と地域活性化のため力を尽くしていきたい」と今後の抱負を語った。
来賓として出席した長濱政治副市長は「皆さんの日ごろなのたゆまない努力に深く敬意を表すとともに、心から祝いたい」などとする下地敏彦市長の祝辞を代読した。
表彰式の前には特別講演会として国際心相科学協会の宮城悟会長による講話が行われた。