きょう「デフィウインド」
ウインドサーフィン大会
プロアマ100人、前浜に結集
世界最大級のウインドサーフィン大会「デフィウインド・ジャパンIN宮古島」が28日から3月3日まで前浜ビーチで行われる。国内外からプロ、アマ約100人が出場し、約㌔のコースで速さを競う。招待選手が27日、記者会見を行い大会に懸ける意気込みなどを語った。レースは午後1時スタートの予定。レースの模様は、大会会場のビーチで大型スクリーンを通して見ることができるほか、大会ホームページでもライブ配信される。
大会は2001年、南フランスの港町グリュイッサンで始まった。第1回大会の出場者はわずか人だったが「プロ、アマ関係なく楽しめるレース」として成果中から選手たちが集まるようになり、2018年の第19回大会では1400人余が参加する大会に成長した。
会見で大会の創始者であるフィリップ・ブルさんは「世界各国のレジェンドが集まった。私にとって大きな喜び。日本ではあまり知られていないが、大会を通してウインドサーフィンの良さを伝えていきたい」と話した。
招待選手のうち、世界王者に41回輝いた、ウインド界のスーパースターといわれるビヨン・ダンカベックさん(スイス)は「砂浜、海がきれい。あす(28日)は良い風が吹くのではないかと期待している」と話した。
デフィウインド・ジャパンの大会アンバサダー(大使)合志明倫さんは、ウインドサーフィンの魅力を「風や波、海の色など気象条件が日々変化する中での競技」と指摘し「事前の準備が非常に大切になる」と話した。「素晴らしい選手が一堂に会した。これほどの選手が集まるのは今大会だけになるかも知れない」と語った。
観戦者には「選手のセールの特徴を覚えると、その選手が今どの位置を走っているのかが分かる。スピード感を楽しんでほしい」と呼び掛けた。