カンボジアから実習生
33人ホテルで技能習得へ
ユニマットプレシャス
カンボジアから技能実習生として女性33人が27日に来島した。到着口から元気よく「こんにちは」と日本語であいさつしながら笑顔で出てきた。勤務先のユニマットプレシャスの社員が宮古空港で横断幕を掲げて盛大に出迎えた。
彼女らは来島前に茨城県の研修施設で1カ月間、日本語や日本の習慣を学んだ。滞在期間は最大3年。ホテルの客室やロビー、プールなどのビルクリーニング技術を習得し、母国でその技術を伝え活躍することが期待されている。
ユニマットプレシャスの東郷治人取締役が「一日も早く仕事に慣れて宮古島の生活を楽しんでほしい。一緒に頑張りましょう」と歓迎した。
同社は昨年もカンボジアから10人の技能実習生を受け入れていて、貴重な戦力として仕事に励んでいる。ボランティアでビーチの清掃活動をしたり、地域のイベントに参加したりと積極的に地元との交流も行っている。
昨年、来島したチャン・カニヤさんは「仕事で学んだいろんなことをみんなに伝えたい」と笑顔で話した。
今回、来島したサ・スレイダーさんは「宮古島に来れてすごくうれしい。これから仕事を頑張っていきたい」と希望を話した。