11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2019年3月7日(木)9:00

アルコール相談130件/宮古保健所昨年4~12月

前年度の2・5倍/新規増え年齢層幅広く


アルコール相談の現状などの報告があった協議会=6日、宮古保健所健康増進室

アルコール相談の現状などの報告があった協議会=6日、宮古保健所健康増進室

 宮古地区の2018年度(4~12月)アルコール相談の延べ件数が130件に上っていることが分かった。前年度(51件)の2・5倍で、アルコール依存症の疑いのある人が増えていることが浮き彫りになった。130件のうち、新規相談は前年度(18件)の約2倍の34件。うち、29件(85%)は男性で、30~70代と幅広い年齢層だった。

 6日に開かれた宮古保健所運営協議会(盛島明隆会長)で明らかになった。

 同保健所地域保健班が「アルコール相談の現状」を報告した。それによると、過去3年のアルコール相談件数推移の特徴の一つが、本人と家族が積極的に相談している。18年度の130件のうち、本人が49件と最も多く、家族も22件あった。

 本人からの相談では「飲酒をやめたい」「断酒または減酒を継続したい」などと強い決意が示された。

 家族からの相談では「本人の飲酒をやめさせたい」「アルコール依存症の治療について知りたい」「本人の飲酒に困っている」などの内容だった。

 18年度の新規相談34件を年齢別に見ると、40代、50代、60代ともに各8件、70代5件、30代4件、不明1件だった。

 出席者の一人は「何回も回し飲みするオトーリを見直してほしい。宮古には行事も多く、飲酒は文化とのつながりがある。また個人だけの力だけでは解決するのは難しい。社会全体で解決を考えてもらいたい」と提起した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!