【ニュースウィークリー】3月11日~3月16日
さようならわが母校/伊良部、佐良浜中が閉校
宮古島市立伊良部、佐良浜の両中学校で10日、閉校式があった。在校生や卒業生、保護者、地域住民の多数が出席し、校旗の返納を見届けるとともに、70年以上の歴史を刻んだ学びやに別れを告げた。4月からは伊良部島小中一貫校(結の橋学園)として新しい歴史の一歩を踏み出す。(3月11日掲載)
宮古方言で笑い誘う/マティダお笑い劇場
第4回マティダお笑い劇場が10日、同劇場で開催された。6組の出演者が宮古方言や文化の大切さを落語や漫談、コントなどを通して紹介。会場に詰め掛けた多くの市民らを笑いの渦に巻き込んだ。(3月11日掲載)
島の過疎対策「何でもやる」/伊良皆多良間村長が施政方針
多良間村議会3月定例会が11日開会し、伊良皆光夫村長が2019年度の基本方針や政策についての姿勢を示す施政方針を表明した。伊良皆村長は過疎化対策について「U・Iターン奨励のためには『何でもやる』との姿勢で取り組んでいく」と強調した。(3月12日掲載)
パヤオ3基設置へ/県農水振興センター
県宮古農林水産振興センターは12日、宮古島北西沖に人工の浮力体でカツオやマグロ、シイラなどの回遊魚を集める効果を発揮する中層型浮き魚礁(パヤオ)3基を設置する予定。今後の豊かな漁場形成が期待されている。(3月12日掲載)
6個人2団体の活動表彰/市民運動実践協
宮古島市市民運動実践協議会は11日、第13回心豊かなふるさとづくり表彰式を平良港ターミナルビルで開いた。クリーン賞、緑の街角賞、緑化推進賞などの各賞に輝いた6個人と2団体に賞状を授与し、日ごろの活動をねぎらうとともに地域に根差した行動の実践をたたえた。(3月13日掲載)
関西-下地島路線を就航へ/ジェットスター・ジャパン
ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市・片岡優社長)は12日、大阪市で会見し、7月3日から関西-下地島線を就航させると発表した。10月26日まで。夏休み期間中(7月20日~8月31日)は毎日1往復、その他の期間は週4往復(月・水・金・日)を予定している。運賃は片道5990円からで、同社が下地島空港に就航するのは成田線に次いで2路線目。(3月13日掲載)
“15の春”にサクラ咲く/3高校421人合格
2019年度県立高校入学者選抜学力検査(高校入試)の合格発表が13日、各校であった。宮古地区では3校に421人が合格。共に学んだ仲間や保護者と喜びを分かち合った。宮古地区では宮古高校と宮古総合実業高校、宮古工業高校で合格発表が行われた。校舎に合格番号が書かれたボードが掲示されると、会場は興奮のるつぼと化した。(3月14日掲載)
駐車場を有料化へ/市公設市場
市は無料だった市公設市場(平良下里)の駐車場を有料化する。駐車料金は営業時間内で買い物客の場合、最初の30分は無料でそれ以降は30分ごとに100円が加算される。食事で施設を利用する場合は、最初の1時間が無料でそれ以降は30分ごとに100円を加えていく。(3月14日掲載)
路盤材用砕石が不足/大型工事などで大幅需要増
道路や駐車場工事などの路盤材に用いられる砕石の一種である粒度調整砕石などの需要が過去に例を見ないほど増加し、昨年末ごろから不足傾向が続き、現在は不足の状態となっている。陸上自衛隊の駐屯地建設などの大型工事のほか、年度末に例年増える公共工事の集中とも重なって、日々の生産もその需要に追いつかない状況が続いている。(3月15日掲載)
兼島、下地氏が部長昇任/19年度宮古島市人事内示
宮古島市は14日、2019年度の部長級定期人事異動の内示を行った。19年度では上下水道部次長兼水道総務課長の兼島方昭氏(55)と、監査委員次長兼事務局長の下地秀樹氏(56)の2人が新たに部長級へ昇任する。兼島氏は上下水道部長に、下地氏は会計管理者に就任する。上下水道部長の大嶺弘明氏(56)は振興開発プロジェクト局長へ異動となる。(3月15日掲載)
市と包括的連携協定締結/JTA、RAC、JAL
宮古島市と日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)、日本航空(JAL)は15日、宮古島の発展に協力するためさまざまな施策で連携して取り組む包括的連携について協定書を締結した。今後の具体的な取り組みとしてはサイクルツーリズムの推進などを行っていく。(3月16日掲載)
ターミナル施設が完成/みやこ下地島空港
今月30日の開業に向けてみやこ下地島空港ターミナルのメディア内覧会が15日、同空港施設内で行われた。窓が開け放たれ心地よい風が吹き込み、さらに南国の陽の光りも取り込まれ、島内外から内覧会に参加したメディア関係者が施設のキーコンセプトである「空港から、リゾート、はじまる。」を体感した。(3月16日掲載)