東、平一小が初の金/県吹奏楽アンサンブルコンテスト
高校の部は宮高四重奏
第35回県吹奏楽アンサンブルコンテスト(主催・県吹奏楽連盟)が18、19の両日、南城市文化センターシュガーホールで行われ、小学校の部で東小金管バンドと平良第一小金管バンドが初の金賞に輝いた。また、高校の部では宮古高校フルート四重奏、クラリネット八重奏が金賞に輝き、宮古地区のレベルの高さを示した。東、平一、宮高フルート四重奏は、来年2月に長崎県で行われる九州大会に県代表として出場する。
19日帰島した東小のメンバー21人は、空港で報告会に臨んだ。代表で親泊瞳美さん(6年)は「本番はとっても緊張したけど、楽しく演奏できた。また九州でのステージに立てると思うとうれしい」と喜びを話した。
砂川栄作教頭は「練習はうそをつかない。その言葉通りだと思う」とたたえ、狩俣勝成PTA会長は「今年を締めくくるビックニュース」と喜んだ。Bチームも銅賞を獲得した。
一方、宮古高校の九州大会出場は4年連続6回目。メンバーらは20日、川満健校長に受賞を報告した。
川満校長は「向上心を持って、互いに切磋琢磨した心のハーモニーが金賞に結びついた。九州大会でも頑張り、全国を目指してほしい」と祝福した。
四重奏メンバーの下地栞さん(2年)は「良い演奏ができたが、課題も多かった。九州大会までに課題を直して臨みたい」と話した。
八重奏の新城綾理さん(2年)は「金賞は取れたけど、普段の練習成果が十分に発揮できなかった。悔いの残る演奏だった」と話した。