環境・エコ
2019年3月26日(火)8:55
津波が持ってきた?
自生サガリバナの謎探る/環境クラブ
宮古島環境クラブ(下地邦輝会長)などが主催する観察会「第4回水と緑の集い『添道に自生するサガリバナの謎を探る』」が23日、平良西仲宗根の添道サガリバナ群生地で開かれた。下地会長が講師を務め、同地に自生するサガリバナについて紹介した。
観察会にはサガリバナに関心のある市民や親子らが参加。下地会長は群生地にあるサガリバナのうち、遊歩道に沿って生えているものは植樹されたもので、それ以外は自然に生えた自生のサガリバナであることを紹介。自生しているものについては「津波が持ってきたと思われる」との見解を示した。
参加者たちは下地会長の説明を聞きながら、自生しているサガリバナを観察。すでに花が開いているサガリバナを見ることもできた。
観察後には、下地会長が枝から苗木を作る取り木のやり方や家庭での栽培方法などを紹介した。