路線開設記念し交流/宮古島市と成田市
相互の友好深める/ジェットスター就航で
ジェットスター・ジャパンの成田-下地島路線就航に伴い、宮古島市と成田市との就航記念交流会が3月30日、成田市内のホテルで開催された。宮古島市からは下地敏彦市長をはじめ、同商工会議所の下地義治会頭、市議らが参加。両市の関係者、計約80人が互いの友好を深めた。31日、同路線で帰路に就いた下地市長は「成田市の心を込めた歓迎を受けた。和気あいあいとした中で親睦できた。今後も交流を深めようと約束してきた」と話した。
宮古島市からは成田-下地島路線の初便に搭乗して、成田市を訪れた。関東宮古郷友連合会の福里正行事務局長らも参加し、宮古関係者は37人だった。
成田市側は小泉一成市長、同市議会の伊藤竹夫議長、商工会議所など経済界からも多数参加したという。
交流会に参加した下地会頭は「今後も交流を深めようと話し合った。成田市側も『宮古島にぜひ行きたい』と話していた。非常に有意義な交流会だった」と振り返った。
福里事務局長は「郷友会の関東圏域に散らばっている会員も成田空港から帰省でき、故郷が近くなる。宮古圏域としてもさらなる発展ができることと歓迎している」と話した。
交流会には琉球國祭り太鼓のメンバーによる太鼓演奏も披露されたほか、両市の紹介も行われた。
成田市は人口約13万人。千葉県北部に位置し、成田国際空港を抱えることで知られている。ジェットスター本社の所在地も同市になっている。