下地駐在所が開所
宮古島署
建て替え工事が終了
宮古島警察署(上運天幸徳署長)は2日、建て替え工事が終了した下地駐在所の開所式を行った。上運天署長と同駐在所に勤務する鈴木孝夫巡査長が看板を掲げ、業務を開始した。警察関係者をはじめ、多くの地域住民らが参加して開所を祝った。
上運天署長は「駐在所の業務は地元に根ざした地域警察活動の推進である。地域住民から親しまれ、頼られる駐在所になるよう警察署と一体となっていきたい。安心・安全で住みよい下地地域の街作りを全力で取り組む」と話した。
県警本部生活安全部の小禄重信部長は「下地駐在所の役割は今後ますます重要性を増していく。地域の治安を守るシンボルとして、地域の安心安全に寄与できるものと考えている」と祝辞を述べた。
鈴木巡査長は「地域住民から信頼される警察官として、より一層警察活動を強化する。下地管内における事件事故の未然防止と住民の安全安心の確保に全力で努めたい」と誓った。
旧駐在所は築38年と老朽化が進んでいた。昨年9月から建て替え工事が始まり、今年3月に終了した。工事期間中は市役所下地庁舎で業務を行っていた。