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政治・行政 社会・全般
2010年12月22日(水)9:00

飲酒運転根絶に決意/年末・年始の交通安全県民運動

関係者集い出発式


参加者らは飲酒運転根絶と運動期間中の無事故に向け一致団結した取り組みを確認した=21日、市中央公民館大ホール

参加者らは飲酒運転根絶と運動期間中の無事故に向け一致団結した取り組みを確認した=21日、市中央公民館大ホール

 「~契り~飲酒運転しない契りを 交わしてください 大切な人と」をスローガンとする2010年度年末・年始の交通安全県民運動(主催・市交通安全推進協議会)の出発式が21日、市中央公民館大ホールで開かれた。宮古島警察署や宮古島地区交通安全協会などの関係者が一堂に集い、交通事故犠牲者に対する黙とうをささげ、飲酒運転の根絶と来年1月4日までの運動期間中における無事故を誓った。


 同運動は、交通の往来や飲酒の機会が多くなる年末年始に、交通ルール順守を呼び掛けることで交通事故抑制を目指す県民運動。今年は「飲酒運転の根絶」が運動の重点。

 主催者を代表して同協議会会長の下地敏彦市長(代読)は「これから酒を飲む機会が増えるが飲酒運転根絶と交通安全意識の気運を高めるとともに交通事故が無くなるようみんなで協力してほしい」とあいさつした。

 
 宮古島警察署の島袋令署長は「私たちは市民が事故を起こさない、交通事故に遭わない、安全に安心して暮らせる地域にするためこれからも年間を通して交通違反の取り締まりと交通事故防止対策を積極的に進めていきたい」と述べた。

 そのほか、宮古島地区交通安全協会の宮里敏男会長、県宮古事務所の黒島師範所長も激励のあいさつを行い年末年始における無事故と飲酒運転の根絶に協力を求めた。

 宮古島地区交通安全協会下地学区の上地真理子さんと下地中学校の砂川真紀さん(3年)が意見発表を行い、悲惨な交通事故は当事者だけでなく家族にも大きな影響を与えることや基本的なルールとマナーをしっかりと守ることが事故防止につながることを訴えた。

 出発式には関係19団体から約200人が参加し、一致団結した取り組みで飲酒運転の根絶と運動期間中の無事故に決意を示した。

 出発式後はパトカーや広報車による車両パレードが行われ、市内各地で交通安全意識の高揚を訴えた。


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