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社会・全般
2019年4月9日(火)9:00

島しょ防衛任務を担う/岩屋防衛大臣

信頼関係の構築訴え
陸自警備隊隊旗授与式


岩屋防衛大臣(左)から田中隊長に隊旗が授与された=7日、宮古島駐屯地

岩屋防衛大臣(左)から田中隊長に隊旗が授与された=7日、宮古島駐屯地

 陸上自衛隊宮古警備隊への隊旗授与式が7日、同宮古島駐屯地(上野野原)で、岩屋毅防衛大臣が出席して行われた。宮古警備隊旗は岩屋防衛大臣から、宮古警備隊長兼宮古島駐屯地司令の田中広明1等陸佐に授与された。


 隊旗授与式には、西銘恒三郎衆院議員、薗浦健太郎衆院議員、下地敏彦市長はじめ、防衛省幹部や、宮古島の財界、宮古地区自衛隊協力会の野津武彦会長ら、多くの関係者が出席して行われた。

 岩屋防衛大臣は栄誉礼を受けた後、隊旗を授与し「わが国を取り巻く安全保障環境はますます厳しさを増している。とりわけ島しょ防衛という困難な任務を担う宮古警備隊においては、陸海空の統合運用をさらに深めつつ、それに新領域を組み込んでいかねばならない。強い使命感と責任感を持ち挑戦してほしい。自衛隊の活動は、国民一人一人の理解と協力があって初めて可能となる。宮古警備隊としての活動、さらには、地域コミュニティーのメンバーとしての活動を通じ、地元の方々との信頼関係を構築してほしい」と訓示した。

 田中隊長は「国防の最前線に平素より配備する警備隊および、駐屯地の意義を深く認識し、宮古列島の平和を守るという、われわれの使命を踏まえ日々精進する。具体的には『任務への即応』、『訓練精到』と『家族・地域とともに』の三つを隊務運営の目標とし、家族、地域を愛おしく想う心が国防の原点であり、家族、地域の理解無くして、われわれは作戦できないことから『任務への即応』、『訓練精到』の土台として掲げている。この三つの目標を常に心に刻み、規律ある部隊、駐屯地として天に恥じぬ行動に努めることを約束する」と答辞を述べた。

 陸上自衛隊宮古警備隊は2月22日の閣議決定に伴い、3月26日に発足した。隊員は約380人。今年度以降地対艦誘導弾部隊、中距離地対空誘導弾部隊を配置するが、具体的な人数は決まっていない。同駐屯地の全体の配置人数が約700~800人と発表されていることから、誘導弾部隊の配置人数は約320~420人になる見込み。


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