11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
社会・全般
2019年4月10日(水)8:57

不法投棄ごみを撤去/伊良部島

地域住民、今後も美化活動


比嘉会長らにより不法投棄ごみが撤去され、きれいになった現場=4日、伊良部佐和田の浜近く

比嘉会長らにより不法投棄ごみが撤去され、きれいになった現場=4日、伊良部佐和田の浜近く

 伊良部島の佐和田の浜から黒浜御嶽に向かう海岸線の道路周辺に大量の介護用オムツなどが不法に投棄されていた問題で、先月末までに伊良部地区地域づくり協議会の比嘉臣雄会長らが現場の清掃作業を行い、投棄された大量のごみを撤去した。

 比嘉会長によると、現場の清掃作業中に不法投棄者が現場に訪れたことで投棄者も判明したという。

 投棄した人物について、比嘉会長は「清掃中に80代の男性が車いすで訪れて寝たきりの奥さんの介護で使用したオムツを捨てにきた。注意したが、本人はごみの捨て方も分からなくなっている感じだった」と話した。

 さらに「本人にわざわざ遠くまで車いすで移動して不法に投棄しなくても、市指定のごみ袋で家の近くで捨てられることを説明したところ喜んでいた。今では不法投棄もなくなって安心している」と述べた。

 以前、現場に散乱していたごみのほとんどが使用済みの介護用の使い捨てオムツやパンツで、汚物にまみれたオムツやパンツが買い物用のビニール袋に入れられて周辺に散らばっていた。

 先月末には、比嘉さんらが現場の清掃作業を行い投棄されたほとんどのごみを撤去。今後も地元の人たちと美化活動を予定している。

 比嘉会長は「現場は佐和田の浜がきれいに見える場所でもあり、さらに大切な御嶽も近い。これからも現場の環境を注視していきたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!