事業活動計画を承認/沖縄宮古民謡協会が総会
【那覇支社】沖縄宮古民謡協会(佐和田方恒会長)の2019年度定期総会・懇親会が14日、那覇市内で開かれ、19年度予算案や事業活動計画案などを満場一致で承認したほか、会員相互の親睦と宮古民謡・舞踊のさらなる発展、継承を確認し合った。
総会後の懇親会で、佐和田会長は「総会をスムーズに終了することができ、感謝したい。これから1年間、役員一同、一生懸命に頑張って活動に取り組みたい。会員には一致団結した温かい気持ちで支えてほしい」とあいさつした。
来賓として、沖縄宮古郷友連合会の福里栄記会長(代読・下地正幸専務理事)が、7日に開催した「第回芸能まつり」への支援・協力に感謝した上で、「協会の今後ますますの活性化と隆盛を心から祈念したい」と祝辞を述べ、協会顧問の兼島恵孝さんや来間武男さんの音頭で乾杯した。
舞台は、協会加盟の民謡・舞踊研究所による「とうがにあやぐ」「大世栄」「池間の主」で幕を開けた。余興では舞踊の「根間ぬ主」や「宮古豊年音頭」が華やかに披露され、会場の雰囲気を盛り上げた。フィナーレは、参加者全員で「漲水のクイチャー」を賑やかに踊り、互いの飛躍を誓い合った。
総会では、19年度予算・事業活動計画のほか、18年度事業活動・決算・監査報告も承認した。同協会によると、3月31日現在の加盟研究所(舞踊、太鼓、琴含む)は69団体、会員総数が351人で、うち理事(師範・教師など)99人、一般会員252人となっている。
19年度の事業活動計画は以下の通り。
▽第5回とうがにあやぐ大会(4月21日、宮古島市カママ嶺公園)▽第40回民謡コンクール(7月14日、豊見城市中央公民館)▽第24回芸能祭(9月22日、浦添市てだこ大ホール)-を主催。そのほか、▽第43回全国育樹祭アトラクション(12月15日、沖縄コンベンションホール)▽第回さんしんの日(20年3月4日、会場未定)▽20年度定期総会(同4月12日、マリエールオークパイン那覇)-などの開催・賛助出演を予定。