「市民のニーズに対応」/市スポーツ協設立記念式典
市スポーツ協会(砂川恵助会長)の設立記念式典と祝賀会が19日、市内のホテルで開催された。下地敏彦市長ら多くの関係者が集い、同協会の設立を祝うとともに、スポーツ施設の健全運営と市民が安心して積極的に利用できる環境整備に期待を寄せた。
あいさつで砂川会長は「元号が変わるこの年に私たち協会はこれまでの72年間の重厚な歴史の上に足を据えて時代の変化に柔軟に対応しながら、市民の期待とニーズに応える組織づくりに全身全霊で取り組みたい」と決意を示した。
来賓祝辞では下地市長(代読)が「新しい時代の節目に名称を改めてスタートすることは記念すべきこと。4月からは体育施設の管理運営もスタートさせた。市民のニーズに対応した安心安全な活動の場を提供し競技力の向上などに取り組んでほしい」と呼び掛けた。
また、佐久本洋介市議会議長も来賓祝辞を行い、県体育協会の佐久本嗣男理事長からもお祝いの言葉が寄せられた。
祝賀会では宮古高校フラダンス部によるフラダンスや宮古商工会議所職員による余興なども行われ、会場を盛り上げた。
市スポーツ協会の前身は市体育協会で、法人格を持つ団体として今回名称を変更して新たなスタートを切った。
市スポーツ協会が管理する施設は総合体育館、陸上競技場のほか市民球場、多目的前福運動場、多目的屋内運動場の5施設。