地域農業発展に全力/就農青年クラブ総会
新会長に與那覇さん
宮古地区就農青年クラブ連絡協議会(砂川寛希会長)は22日、県宮古合同庁舎で定期総会を開き、先進的な農業技術の普及と地域農業の発展をうたった新年度の活動方針を決めた。役員改選で與那覇貴寛さん(35)を新しい会長に選んだ。
就農青年クラブは会員16人で構成。地域農業の将来を担う若手のリーダーとして日々経営管理や農業技術の向上に努めている。
総会で決めた活動方針には▽相互ネットワークの拡充と新会員の加入促進▽消費者との交流▽先進的な農業に関する情報交換やプロジェクト活動の展開と地域農業の発展▽経営主としての資質向上-を据えた。
活動計画には農業生産に関する一斉防犯パトロールや九州・沖縄地区青年農業者会議への参加、リーダー研修会、野菜苗販売会の実施などを盛り込んだ。
予算は約41万円。収入は会費4万8000円、助成金30万円などで組んだ。支出は役員(3人)報酬として計2万円、研修参加などの旅費に21万円、活動費には11万円を充てた。
役員改選では会長に與那覇さん、副会長に久貝洸平さん、会計に大浦邦仁さんを選出。監査員は砂川寛希さんと玉寄正希さん。
與那覇さんは「自分なりにマイペースで会長職を務めていきたい。クラブ活動はみんなで楽しむべきだと思う。協力して楽しく活動していこう」と話した。