旅客数、最多を更新/JTA・RAC18年度輸送実績
宮古発着路線99万人余
日本トランスオーシャン航空(JTA)宮古支社(小堀健一支社長)は22日、定例記者会を開き、JTAと琉球エアーコミューター(RAC)の2018年度輸送実績を発表した。両社を合わせた宮古空港発着路線の総旅客数99万2950人となり、前年度記録した過去最多旅客数を更新した。最多記録の更新は15年度からの4年連続となった。
両社の輸送実績を路線別に見ると、那覇-宮古線は提供席数が前年度比6・6%増の98万7585席に対し、旅客数は5・2%増の78万3692人となり、同路線でのこれまでの過去最多記録を更新した。利用率は1・0ポイント減の79・4%だった。
JTAの羽田-宮古線は提供席数が3・4%減の11万7810席に対し、旅客数は0・7%減の10万3749人。利用率は2・4ポイント増の88・1%となった。
RACの宮古-多良間線は提供席数1・2%減の7万1100席に対し、旅客数は2・1%減の4万4349人で、利用率は0・5ポイント減の62・4%。RACの宮古-石垣線は提供席数プラスマイナスゼロの7万1850席に対し、旅客数は33・9%増の6万961人で、利用率は21・4ポイント増の84・8%だった。
JTA・RACを合わせた宮古発着路線の合計提供席数は4・8%増の124万8595席に対し、旅客数は5・6%増の99万2950人で、利用率は0・6ポイント増の79・5%となった。
小堀支社長は過去最多記録を更新したことについて「好調な宮古観光と建設ラッシュを受け、機材大型化や増便を図った結果、大型台風に見舞われた7月と9月を除き、毎月前年を大きく上回る利用をしてもらった」と語った。