一足早いXマス堪能/ふれあいコンサート
クリスマスソング公園を包む
2010クリスマスふれあいコンサート(主催・市市民運動実践協議会・グレイシャス部会)が23日夕、カママ嶺公園で行われ、高校生や若手ミュージシャンらがクリスマスイルミネーションに彩られた会場で日ごろの練習の成果を存分に披露した。
会場を訪れた家族連れや友達同士のグループが曲に合わせて手拍子や指笛でコンサートを盛り上げ、一足早いクリスマスの雰囲気を堪能した。
宮古吹奏楽OB7人の金管合奏団「響」の「赤鼻のトナカイ」で幕を開けた。県大会で金賞に輝いた平良第一小学校金管アンサンブルは、コンサートの序盤にふさわしくイントラーダ(序奏)を演奏。金管楽器らしい華やかさと柔らかく穏やかなパーツが観客を魅了した。
主催者を代表して同会の前川尚誼会長が「イルミネーションの中でクリスマスのふれあいコンサートが開け、多くの出演者が多彩な演目を披露する。少し早いクリスマスを十分に楽しんでほしい」とあいさつした。
このコンサートはジャンルを問わず宮古島で活動する高校生や若手アーティスト、発表の場を必要とする個人や団体などに活躍の場を提供するとともに、地域住民にクリスマスの雰囲気を楽しんでもらうことを目的に行われた。