活動計画や予算承認
社員大会で決意新た
宮古島市文化協会
宮古島市文化協会(大城裕子会長)の第2回定時社員大会が27日、市中央公民館研修室で開かれ、2019年度の活動計画案と総額1026万円の予算案などを全会一致で承認した。大城会長は同協会が一般社団法人となった昨年5月からの1年間の活動を振り返るとともに、会員に対し協会活動へのさらなる協力を呼び掛けた。
大城会長はあいさつの中で「この1年間、一般社団法人として活動を行うことができたのは会員の皆さんの尽力のおかげ」と話した。
昨年の活動を振り返り、市民総合文化祭の一般の部と児童・生徒の部を統合して会場をJTAドーム宮古島へ変更し、宮古地区中学校総合文化祭も同時開催としたこと、文化庁による方言サミットが宮古島で開催されたことなどを紹介。その上で「これから宮古島にさわやかな文化の香り高い風が吹き渡るような活動を行っていきたい」と述べ協力を呼び掛けた。
来賓として参加した下地敏彦市長は「今後とも文化芸術の活動を通して市民の文化向上を目指し、魅力ある文化の街づくりに寄与してもらいたい」と激励。宮國博教育長は「文化協会と教育委員会の立ち位置は同じで横並び。スクラムを組んで宮古島の文化振興に進んでいきたい」と語った。
議事では18年度の活動報告と決算、19年度の活動計画案と予算案、古堅宗和理事の退任に伴う後任として上地栄作氏を新理事とする役員選任案をいずれも全会一致で承認した。
19年度の活動計画では、「鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会」は7月13日、市民総合文化祭は10月25日から3日間の開催を予定している。