社会・全般
2019年5月5日(日)8:57
夢パティオ~前泊港
街灯設置で不安解消
幻想的な雰囲気も人気
【多良間】多良間村が運営する宿泊施設「夢パティオたらま」から、フェリーたらまゆうが出入港する前泊港へ通じる道路にこのほど、街灯が設置された。約50㍍の距離に発光ダイオード(LED)が6機。夜間の防犯対策だが、通常の街灯に比べ低く、地面から約㌢に設置されていることから街路樹がライトアップされたようになっている。周囲は幻想的な雰囲気に包まれており、地元の人や観光客に喜ばれそうだ。
街灯の設置は、地元住民や観光客から「夜間は暗くて、通行に支障がある」などの声が上がり、村議会一般質問で「防犯の観点からも早期設置を」と村に要望。村は「一括交付金を活用し設置する」と答えていた。
地元の人は「依然は夜間に通るのは怖かったが、これで安心して利用することができる。明かりで照らされた周辺は、昼とまったく違う風景になる。通り抜ければ星空が見え、夜間の散歩が楽しくなる」と話した。