11/25
2024
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 癸 
環境・エコ
2019年5月16日(木)8:57

土壌流出を防ごう/農水産業推進会議

圃場にグリーンベルト


サトウキビ畑の周囲にリュウノヒゲを植えて土壌保全の重要性をPRした=15日、下地川満

サトウキビ畑の周囲にリュウノヒゲを植えて土壌保全の重要性をPRした=15日、下地川満

 土壌保全に関するイベントが15日午後、下地川満のサトウキビ畑であった。畑の周辺にリュウノヒゲを植えてグリーンベルトを形成し、土壌流出防止の重要性を内外にアピールした。

 毎年5月の第3月曜日からの30日間は県の「土壌保全月間」。6月の第1水曜日を「土壌保全の日」に位置付けており、関連イベントを通じて土壌保全に関する意識を啓発している。

 宮古地区の活動は、宮古地域農林水産業推進会議が主催した。構成する宮古島市や多良間村、JA、製糖工場などの関係機関・団体から約70人が参加した。

 用意されたリュウノヒゲは約1000株。参加者は与那覇湾に面した畑の約90㍍の区間に穴を掘って株を埋め込み、グリーンベルトの形成に汗を流した。

 開会セレモニーで宮古地域農林水産業推進会議の会長を務める県宮古農林水産振興センターの長崎祐二所長は「宮古は全体的に平たくて赤土の流出はないと見られがちだが、今年3月には大浦湾、4月には与那覇湾に赤土が流出した」と指摘し、「しっかりしたグリーンベルトをつくって土壌を保全し、赤土の流出を止めよう」と呼び掛けた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!