エコの島でツール・ド・宮古島
涼風受け観光地巡り
きょうはレース競い合い
第12回ツール・ド・宮古島2019(主催・パワースポーツ、共催・宮古島市ほか)は25日、平良のトゥリバー地区を主会場に開幕した。初日はサイクリングツアーを実施し、宮古島一周(約100㌔)と伊良部島巡り(約50㌔)の2コースに計81人が参加。観光スポットを巡りながらサイクリングを楽しんだ。26日はロードレースの部が行われ、136㌔と74㌔の2部門で優勝が争われる。
参加者らは午前10時にトゥリバー地区を一斉にスタートした。このうち伊良部島巡りツアーでは、伊良部大橋を渡った後、渡口の浜や下地島空港の観光名所を回るなど、伊良部島と下地島の海岸線を走り抜けた。
西表島から参加した上地楓人君(7)は、父・健太郎さん(37)と伊良部島巡りツアーに参加した。楓人君は「疲れた。坂と風がきつかった。海がきれいだった。飛行機が飛ぶのが見られたのが良かった」と笑顔で話した。
26日のロードレースには、136㌔に165人、74㌔に308人がエントリーしている。トゥリバー地区がスタート・フィニッシュ地点となり、136㌔が午前7時、74㌔が同7時10分にスタートする。ゴール制限時間は136㌔が午後1時、74㌔は午前10時40分となっている。
ロードレースでは宮古島内だけで行われ、3大橋はコースに含まれていない。レース開催中は交通規制が実施され、競技者の進行方向となる車線は進入禁止となる。