ジョン・ブレスキ(136㌔)初V/ツール・ド・宮古島
女子は鷲津、11年ぶり
第12回ツール・ド・宮古島2019ロードレース(主催・パワースポーツ、共催・宮古島市など)が26日、平良トゥリバー地区を発着点に、136㌔と74㌔で争われた。136㌔は男子がジョン・ブレスキ(31)=読谷村=が初優勝。女子は鷲津奈緒美(36)=栃木県=第1回大会以来の年ぶり2度目の優勝を飾った。74㌔は男子が山本耕平(37)=千葉県=が2連覇、女子は原田悦子(39)=徳島県=が初優勝に輝いた。
136㌔の部は155人が出走、139人がフィニッシュし完走率は89%、74㌔は288人がスタートし、270人がゴール、完走率は94%だった。
開会式でツール・ド・宮古島実行委員長の下地敏彦市長が「日ごろの練習の成果を発揮し、宮古島の海、風、大地を満喫して楽しんでほしい」とあいさつした。
136㌔は午前7時、74㌔は午前7時10分にスタートし、それぞれのコースに挑んだ。136㌔は宮古島をほぼ2周、74㌔は1周するコースで行われた。
この日の天気は晴れのち曇りで、日中の最高気温は29度の夏日となった。
76㌔で2位に入る健闘を見せた宮古工業高校自転車競技部の南風原凜之介君(17)は「ペダルをこぐ数の分、気持ちよく速く走ることができた。インターハイが今年は沖縄で開催されるので、気合いを入れて頑張りたい」と今後の目標を見据えた。