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教育・文化
2019年5月30日(木)8:57

10月1日から作品募集

第3回宮古島文学賞
文化協会が会見で告知


記者会見で第3回宮古島文学賞の開催を告知する文化協会の大城会長(右から4人目)と下地市長(同5人目)ら関係者=29日、市役所平良庁舎

記者会見で第3回宮古島文学賞の開催を告知する文化協会の大城会長(右から4人目)と下地市長(同5人目)ら関係者=29日、市役所平良庁舎

 第3回宮古島文学賞を主催する宮古島市文化協会は29日、市役所平良庁舎で会見を開き、第3回文学賞の作品を10月1日から募集すると発表した。締め切りは同31日。作品のテーマは今年も「島」。文化協会の大城裕子会長は「広い視点で島を見詰めた作品の応募を期待している」と話し、多くの応募を呼び掛けた。


 募集する作品は、短編小説。純文学、児童文学、推理、歴史、SF等ジャンルは一切問わない。条件は日本語で書いた未発表のオリジナル作品に限り、重複応募は不可とする。あらすじを200字以内で添付すること。応募資格は不問。

 応募方法は、市文化協会のホームページからダウンロードできる申込用紙に必要事項を記入し、同協会に申し込む。出品料は2000円(高校生以下無料)。

 作品の募集は10月31日まで。12月から来年1月に第1次、第2次選考、2月6日に最終選考会、同7日に入賞作を発表する予定。

 文学賞は2017年に創設され、同年は229作品の応募があったが、18年は60作品にとどまった。今回は全国の図書館のほか民間の書店にも協力を依頼。SNSを活用した情報発信にも力を入れて広く島内外に文学賞をアピールする。

 会見で大城会長は「広い視点で島をとらえていただきたい。本州も海に囲われた島であり、ユーラシア大陸もそう。さらに広い視点でとらえると、宇宙空間に浮かぶ地球も島としてとらえられる」と無限のテーマを強調し、「マクロ、ミクロ両方の視点で取り組んでほしい」と期待を込めた。

 共催する宮古島市の下地敏彦市長は「過去の文学賞に集まった質の高い作品を見ていると文学に対する思いの深さを感じる。第3回も大いに期待している」と多くの応募を呼び掛けた。

 問い合わせは市文化協会事務局(電話0980・76・6708)まで。


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