「マンゴー共和国」を建国/島の駅みやこ
宮古島産を全国へPR
宮古島産マンゴーの全国区ブランド化を目指した「マンゴー共和国」建国式が16日、島の駅みやこで行われた。宮古島市の下地敏彦市長が「大統領」に就任し、建国を宣言。島内産のマンゴーを試食し「最高にうまい」とアピールした。
今年は8月25日まで開催され、期間中はマンゴーガイドマップを活用したマンゴーグルメが楽しめる。6軒の店舗で入国ビザを提示すると、割引や特典を受けることができる。
入国ビザは、宮古空港や島の駅みやこで発行され、スタンプラリーとして利用できる。3店舗以上でスタンプを集めれば、共和国事務局(島の駅みやこ)でプレゼントがもらえる。
大統領に就任した下地市長は「今年もおいしいマンゴーができた。共和国の国民には、たくさん食べて元気になってもらいたい。宮古のマンゴーがおいしいことを、多くの人に知らせてほしい」と呼び掛けた。
建国式には、共和国大臣として宮古島観光協会の根間春仁事務局長、同教授として島の駅みやこ出荷者協議会マンゴー部会の可部裕文部会長が同席した。
3人は建国に伴う三つの誓いとして▽宮古島のマンゴーのとりこになること▽そのおいしさに溺れること▽宮古島産マンゴーを知らない迷える民を救い続けること-を宣言した。
建国式後には、小学生4人によるマンゴーの早食い選手権も行われ、新里百花さん(久松小5年)が優勝した。