魚すくいに挑戦/宮古島漁協青壮年部
海遊びに子供歓声/「ファミリー朝市」にぎわう
「海人(うみんちゅ)ファミリー朝市」(主催・宮古島漁業協同組合青壮年部)が16日、同漁協特設会場で開かれた。職人によるマグロの解体ショーや、子供たちが活魚を網ですくうなどのさまざまイベントに歓声が広がった。即売会には長蛇の列ができ、新鮮な海の幸を味わった。
活魚のつかみ取りにはグルクンやツムブリ、キツネウオなど約250匹が準備された。子供たちは網を手にプールに放たれた魚を追った。うまく魚を捕らえると「やったー」「捕れたー」と歓声を上げて喜んだ。
マグロの解体ショーは、開始前から多くの市民が取り囲むなど、注目を集めた。大きなマグロを豪快に解体していくと、見学者も大喜びしていた。
海の生物タッチプールでは、ヒトデやナマコなどが展示された。子供たちは興味深そうにナマコを指でつついたり、手に持ったりして楽しんだ。
会場では海鮮丼やマグロ丼がワンコイン(500円)で販売されたほか、共催したJAおきなわ宮古地区青壮年部はトマトやアスパラガス、トウガンなど新鮮野菜の特売会を行った。
魚すくいに挑戦した砂川大翔君(東小4年)は、ずぶぬれになりながらも大物を捕まえ、「楽しかった。グルクンを空揚げで食べたい」と笑った。
川満朱莉さん(同2年)は「難しかったけどすごく楽しかった。4匹捕まえられて、うれしい」と笑顔で話した。